インディーズって言葉がそもそも死語になるかもしれない。
何か作品を生み出し、他社に届けるというのはちょっと前までは大変な事だったと思うんです。
例えばCDを全国発売するということはプレスや流通など色々なプロフェッショナルな人々や業者の力を借りないとできない事だったわけです。もちろんそれだけコストも掛かるしハードルが高いことだったんですよね。
ところがスマホの登場以来、何かを生み出してから他社に届けることの壁はなくなってしまいました。というよりも全国流通どころか世界にアクションを起こせる時代になってしまいました。しかも音源だけではなく、動画配信という形で演出も込みで表現できちゃうわけですね。
かつてはメジャーシーンとインディーシーンという棲み分けがあったのですが、今やその棲み分けはなくなりつつあります。大手所属のアーティストもSNSで身近な存在になったし、逆にアマチュアが世界で称賛を得る可能性もぐっと広がったわけです。この辺のことはちょっと前にNoteに書いた記事があるので引用します。
音と映像をセットで楽しむ時代、アーティストはまず動画を作り、生配信をしよう
損をするのは中抜きしてた大人だけ
表現の場が変わり、スマホから世界に相互アクセスできる世界がやってきたとして、そこで都合がわるいのは中抜きをして利益をとっていた大人達だけなのでアーティスト側と受け取る側(ファン)はなにも気にすることはないのかなと思います。新しい分野なのでちょっと抵抗があるという方も多いと思いますが、この流れは当分変わらないはずなので、少しづつでも意識改革をしてくべきかなと思っています。時代が逆行する事はあれと技術進化によってもたらされた利便性が逆行することは考えにくいです。
僕自身もDJしたり楽曲制作したりライブしたりの活動をしているので自ら実践していくべきというのはわかっているのですがなかなか手が出てない部分もあります。
この点については自戒をこめて今後は配信なども挑戦していきたいなと思っています。
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